宮本信子 ナレーション ＮＨＫあまちゃん 20％連発 [NHK朝ドラ]
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朝ドラ「あまちゃん」。スタートから2ヶ月経過しても20％超えを連発するなど
高視聴率をキープしています。
主演の能年玲奈さんや橋本愛さん、小泉今日子さんといった新旧アイドルが配された
キャスティング、登場人物が連発する「じぇじぇじぇ」の方言、芸達者な共演陣、
そして、軽快な主題歌などが、持ち味を発揮して番組をもり立てています。
そして、「夏ばっぱ」として、ヒロイン･アキの祖母･夏役を演じる宮本さんは、白髪のカツラをかぶり、田舎の浜のばあチャンで熱演。もう一つのナレーションは、好調を
陰で支えるスパイスになっているとの見方をする専門家も。
というのは朝の忙しい時間帯に放送される朝ドラ、制作側は「ながら視聴」も意識、
ナレーションで物語を解説することがお決まりのコース。音だけでも見る人が物語に
ついていけるようにするのが目的、でも宮本さんの語りは一味違うとか。
メディア論の専門家によると「異例のナレーション」と言い、「話し手が見聞きして
感じたことは話せても、自分以外の感情は表現しないのがお約束。ところが、今回は、
夏ばっぱ以外の登場人物の気持ちも代弁する型破りの語りも多い。」と解説。
そういえば、ヒロイン･アキが一目ぼれした先輩から告白されるという妄想シーン。
視聴者の心理を逆手にとって、宮本さんの語りは「もう先に言っちゃいますけど、
これは夢です。いまさらびっくりしないと思いますが」とあえて説明していました。
「ひとつ間違えれば、でしゃばり過ぎと視聴者が違和感や不快感を抱かれる危険かつ
挑戦的な技。そう感じさせないのは脚本の宮藤官九郎さんのなせる業ですが、宮本信子
さんという女優の語りの力なくしては成立しないでしょう」と、前述の専門家。
今週は、アキ母弧が東京駆る移り住んで1年後、念願の海女カフェがオープンし、海女が活躍できる海開きを迎えるという設定。いよいよ中盤の盛り上がりを見せるときなのか､
ストーリーの展開とともに宮本さんの語りにも注目です。
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