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吉田秀彦 現役復帰 選手で出場 [柔道]

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15日、岡山県体育館で開催の全日本実業団体対抗大会第1日男子3部で、1992年バルセロナ
五輪男子78キロ級金メダリストで元総合格闘家の吉田秀彦監督(43)=パーク24=が
現役復帰して選手でも出場しました。

11年ぶりとなる柔道全国大会への出場、一本勝ち4度を含む5章1引き分けと活躍し、
チームも準優勝と結果を出しました。

パワハラ問題などの不祥事に揺れる日本柔道界再建の思いを胸に秘め復帰を決め、
四角いリングから畳の上に戻った吉田選手は、「いやー、柔道がこんなに疲れるもの
とは。負けなかったのがよかったかな」と、納得の表情。

2002年全日本選手権を最後に柔道界を退き、同年から総合格闘技へチャレンジして
ホイス・グレーシーなどとの名勝負が話題となりました。そして、体重も78キロから
100キロ超に引き上げてきました。

それで臨んだこの大会、初戦で鮮やかな大外刈り、それから4試合連続で一本勝ちし
5勝1分と団体戦副将としてチームの準Vに貢献しました。3部優秀選手の1人にも
選ばれると大きな拍手が。何とか日本柔道界に渇を入れて欲しいもの。

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