黒田博樹 野茂超え勝利 こだわるＱＳとは [メジャー･リーグ]
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(日本時間26日)に行われた対レンジャース戦で10勝目を挙げました。
これは、ドジャースなどで活躍した野茂英雄氏超えとなるもので、メジャーの
日本選手で史上初の4年連続2桁勝利という快挙です。その背景には黒田投手が
こだわるＱＳという投手の指標があったとか。
そのQSとは、クオリティースタートといい、6回以上投げて自責点3以下だった
試合の数のこと。つまり安定したピッチィングで試合をつくることができたかを
評価するための数字です、
それを意識するようになったのは、08年にメジャー移籍した黒田投手は、最初の
3カ月間は白星なし、その後も打線の援護がなく1ヶ月、1勝ペース。そんな時に
ＱＳの存在を知ることに。そして、その点に集中して投げていたとか。
その結果として、通算のQS率は野茂氏の56％を大きく上回る61％までに。
また、ここ4年間で計50勝を挙げていますが、QSを確保したのは77試合。
数字的に見れば、好投しても3試合に1試合は勝利の女神が逃げてしまう結果。
くしくも7月28日(日本時間29日)は、同い年の松井秀喜氏のヤンキース引退式。
まだ現役で同僚だったら心強いのにと、思うのかもしれません。
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