横綱候補 把瑠都 涙の引退会見 [大相撲]
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立たず、日本相撲協会に引退届を提出し、涙の引退会見を行ったとか。
同日、東京･両国国技館で行割れた会見、28歳の把瑠都は「悲しいけれど、ケガが
治らないので土俵には立てません。番付発表が終わってから決断しました」と
決断に至った経緯を話しました。
把瑠都は19歳の2004年夏場所に初土俵。198センチと恵まれた体格と規格外のパワー
を生かしてスピード出世、05年秋場所､所要8場所で新十両。そして、06年夏場所に
新入幕を果たし、10年春場所後に大関に昇進しました。
その後、12年初場所で初優勝を遂げたものの、故障が続き同年秋、九州場所を途中
休場し、在位15場所で大関から陥落。関脇だった今年夏場所に、またも左膝を痛め
途中休場。東前頭6枚目で迎えた名古屋場所は全休し、十両に陥落していました。
会見のなかでは、「日本に来て9年間、お相撲さんになっていいことばかりだった。
素晴らしい方々と会えた」と振り返り､やり残したことについて問われると「横綱に
なれなかったこと」と話しました。故障がなければ実現できたのにとのことかも。
会見最中は、気丈に笑顔を交えながら話していましたが、終わり花束を贈られると､感極まり涙があふれてきたとか。年寄株を持っていないので、今後の去就が気に
なりますが、とりあえず女手一つで育ててくれた母親孝行が第一番でしょう。
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